取り組み 2022年10月31日

高校生に向けた技能体験・現場見学会を実施しました

　10月24日（月）・25日（火）の両日、弊社と協力会社で組織する新潟福寿会新潟分会主催の、高校生のための技能体験・現場見学会が開催されました。
学校の授業では経験することができない専門工事の技能を体験し、地域の建設現場を見学することにより、勤労観・職業観を育成するとともに、専門知識の深化を図ることを目的としており、2日間で新潟工業高校建築科の1･2年生80名に参加いただきました。

 
技能体験では、学校の実習室にて福寿会会員の鉄筋・左官・内装ボード・壁クロス張り・塗装・仮設の各企業ご協力のもと６工種の体験を実施していただきました。どの工種も手際よく綺麗に見本作業が行われますが、実際に体験してみるとその難しさを実感することができ、生徒の皆さんは真剣に取り組んでいました。

 

　 　鉄筋工事：神田鉄筋工業(株)様 　 　 　左官工事：青木建塗工業(有)様 　 　 　 　内装ボード工事：(株)コバリキ様

　 　壁クロス張り工事：(株)山装様 　 　 　 　塗装工事：平川塗装(株)様 　 　 　仮設工事：新建ビルド(株)様・安田建設(株)様

 
また、学校から移動して、当社の建築施工現場を見学してもらいました。

 

所長から「実際に現場を見ることで、どのように建物ができていくのか、学校で学んだことを確認しながら自分の頭で描いているものと比べてみてください」と挨拶の後、工事担当者から現場概要が説明されました。

 

普段の授業で知識として知っていることでも、実際の現場を目の当たりにすると見え方が変化したり新たな発見があったりと、自身の将来を考える時期にある生徒たちにとって良い刺激になったようです。
また、弊社の若手女性工事担当が現場案内を行いました。男性が多いイメージの建設業でも、しっかり活躍している女性社員の姿を見ることで、女子学生にはより具体的に未来の自分の働き方をイメージしてもらえたのではないでしょうか。

 

　技能体験・現場見学会に参加した生徒の皆さんは、終始真剣な表情で説明を聞きながら、建設業について興味深く学んでいる様子でした。新潟福寿会では、今後も建設業への理解を深めてもらうとともに、将来の建設業の担い手確保・育成を推進していきます。