福田組のあらゆる活動がここにある。
教育
企業内実習の第4回目をリモートで開催しました
開志専門職大学事業創造学部では、ビジネス現場での実践について理解することを目的に「企業内実習」を授業に取り入れており、大学からの要請を受けて当社にて実践の場を設けています。
11月17日は、福田組本社と大学をWeb会議でつなぎ開催しました。
(全10日間のカリキュラムのうち、福田組での実践は8日間)
4回目となる今回は、先週の現場見学をふまえ、現場の原点ともいえる受注に関わる営業活動と顧客満足についての授業となりました。
建設業の営業は大きく分けて公共工事と民間工事の2つがあります。
まず民間工事の営業担当である第一営業部の永野より「民間工事の営業は主に顧客へ訪問して工事を受注することが仕事になりますが、既存の顧客を訪ねて現状や近況を確認することも仕事に含まれます。日頃から顧客とコミュニケーションを重ね、互いの信頼を深めておくことが重要な過程になります」と説明がありました。
次に公共工事の官庁工事営業担当である企画営業部の小林から「工事入札の公告を確認したり、発注の見込みがたてば入札申請書類を作ったりするほか、実際に入札会場へ赴き入札も行います。常に正確な情報と予測が必要になります。」と話がありました。
営業活動の流れを一通り学んだ後は、先週見学した現場をもとに、営業から現場に引き継がれてから顧客満足への取り組みがどうつながっていくのかを考えて、まとめたものを4人から発表してもらいました。
発表では「現場は想像していたよりとても綺麗で、働きやすそうな環境だった」「地域の方々へ丁寧な対応をしていることを知った」「事前の計画をしっかりとたてて作業を行っていた」などと見学を通して建設業の現場に対するイメージが変わったことや、福田組社員の「誠実」が伝わってきたことについて意見が出ました。
発表を聞いた社員からは、学生の皆さんが現場にもつイメージが企業内実習の第1回目の頃と変わったようで良かったとの意見のほか、建設業はまだ形とならないものをお客さまと取り引きするため、信頼と実績、また迅速な対応が必要になることが説明されました。