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技術
令和8年度土木学会全国大会で研究発表を行いました
令和8年9月2日から4日まで、北海道の北海学園大学豊平キャンパスおよび北海商科大学において、「令和8年度土木学会全国大会 第81回年次学術講演会」が開催され、当社社員が研究発表(関連発表を含む)を行いました。
表題『構造物出来形管理に対する自動飛行システムを用いたUAVの適応性検証』

<発表概要>
構造物の出来形管理における3次元計測技術としては、これまでTLS(地上型レーザースキャナー)が広く活用されてきました。しかし、機材の設置や複数回の計測が必要となるなど、運用面での課題もありました。
そこで本研究では、自動飛行システムを搭載したUAV(無人航空機)が構造物の出来形管理に適用可能かを検証しました。樋門を対象に、GSD(地上解像度)の異なる複数条件で3次元点群データを生成し、国土交通省が定める測定精度および計測密度の規格値を満たすかを確認しました。
その結果、すべての条件において規格値を満足し、GSDの違いによる精度への影響もほとんど見られませんでした。また、撮影時間の短縮や高所での撮影の容易さなど、現場運用においてTLSより優位な点も確認されました。
これらの結果から、自動飛行システムを用いたUAVは、構造物の出来形管理において有効な手法として活用できることが確認されました。
表題『「失敗から学ぶ」コンクリート構造物の品質確保に資する初期不良打設実習について』

<発表概要>
本発表は、新潟県土木部と新潟県生コンクリート工業組合・新潟生コンクリート協同組合が合同で開催した「新潟コンクリート技術講習会『心絆』」における実技研修の取り組みを取りまとめたものです。
失敗からの“気づき”を支える技術協力――新潟コンクリート技術講習会「心絆」初回研修に構造物製作で参加
コンクリート構造物は、建設時にどれだけ高い品質を確保できるかが、その後の維持管理コストや維持管理の負担に大きく影響します。特に、コンクリート打設時の施工品質は構造物の耐久性を左右する重要な要素です。
著者らはこれまで、新潟県内でコンクリート構造物の品質確保に関する活動に取り組んできました。その経験から、地域インフラを支える構造物の品質向上と、それを担う次世代技術者の育成が重要な課題であると考えています。また、人材育成には座学だけではなく、実際に体験しながら学ぶ実践的な教育が不可欠であるとの認識を持っています。
そこで本研究では、コンクリート打設時に発生しやすい施工不良をあえて再現し、その原因や影響を分析することで、施工品質の向上と人材育成の両立を図ることを目的として、大型試験体を用いた打設実習を実施しました。本発表では、その取り組み内容と得られた知見について報告しました。
※関連発表(共著)
当社では、今後も社員一人ひとりが切磋琢磨しながら技術力の向上に努め、地域社会の発展と安全・安心なインフラ整備に貢献できるよう取り組んでまいります。






