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技術
愛媛で開催された『コンクリート工学年次大会2024(松山)」で講演を行いました
6月26日(水)~28日(金)に,アイテムえひめ-愛媛国際貿易センターにおいて,『コンクリート工学年次大会2024(松山)』が開催され、弊社土木技術部社員が以下の講演を行いました。
講演テーマ:「骨材種類や混和材がモルタルの電気抵抗率に与える影響に関する一考察」
概要:
コンクリート構造物の品質評価指標の一つとして,比較的簡便で,非破壊かつ短時間で結果を得ることができる電気抵抗率が注目されています。しかしながら,電気抵抗率に与える影響因子は,多岐にわたっており,十分に解明されていません。
そこで本研究では,鉱物組成の異なる数種類の細骨材を用いて,骨材種類や混和材がモルタルの電気抵抗率に与える影響について検討を行いました。その結果,電気抵抗率に与える混和材の影響として,高炉スラグ微粉末と比較し,シリカフュームの置換率の影響が大きいことが分かりました。また,電気抵抗率に与える骨材種類の影響は,骨材界面(遷移帯)性状の影響のみではなく,骨材そのものの電気抵抗率など他の影響が含まれる可能性が示唆されました。
今後とも社員一同切磋琢磨して技術力の向上に努め,地域の発展に貢献できるよう取り組んでまいります。