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教育
企業内実習の第1回目を開催しました
開志専門職大学 事業創造学部では、ビジネス現場での実践について理解することを目的に「企業内実習」を授業に取り入れており、大学からの要請を受けてこの度当社にて実践の場を設けました。
10月20日(水)には、その第1回目を福田組本社にて開催し、1年生4名を受け入れました。
(全10日間のカリキュラムのうち、福田組での実践は8日間。)
まずは建設業についての理解を深めるために、土木と建築の違いとは、ゼネコンについてなどを座学で学んでいただきました。
次に建設業について、説明を聞いた後のイメージ、またこれまで抱いていたイメージを、KJ法を通じてグループでまとめます。
KJ法とは、付箋など小さなカード上の紙に思いついたことを書き、それをグループ化していくことで頭の中にある思考をまとめ上げていく手法のことです。
記入後の付箋は項目ごとに分けて名目をつけていきます。
労働環境・人材・需要・技術・やりがい・その他の名目にわかれた意見は、「やりがいがありそう」「力仕事が多いのでは」など良いイメージ、悪いイメージのどちらも出てくるので各名目の背景や課題について考え、発表に向けて意見をまとめていきます。
1日の最後には取り組んだ成果を発表していだきました。
「受講前は建設業にマイナスイメージが多かったが、技術面ややりがいなどのプラスイメージも出てきて、なくてはならない仕事、また今までになかったものを作り出すクリエイティブな仕事だと感じた」と発表がありました。
発表ををうけ、社員からは「皆さんが建設業にもつ悪いイメージは良い方向に変わっているところであり、これからさらに変えるためには様々な人材が必要となる。そのためには多くの方に興味ややりがいを見出してほしい」とのコメントが送られました。
今後の企業内実習では、当社の各部署の業務において「誠実」がいかに重要であるか実践を通じて学んでもらいます。
そして当社で得た知識を糧に、これからの大学での学びに応用してほしいと思います。