福田組のあらゆる活動がここにある。
広報
当社設計施工物件が「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しました
1月29日、東京ビッグサイトにおいて開催された「省エネ大賞」表彰式において、当社が設計施工を手がけた株式会社興和中越支店(2024年6月竣工)が、栄えある「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しました。
「省エネ大賞」は、日本の産業、業務、運輸各部門における優れた省エネ取り組みや、先進的で高効率な省エネ型製品を表彰する制度で、特に他者の模範となる取り組みが評価されます。今年度は、120件の応募の中から、省エネ事例部門28件、製品・ビジネスモデル部門33件が選定され、その中で興和と福田組が応募した「積雪寒冷地における地中熱を活用した『ZEB』オフィス」が、見事に省エネ事例部門での受賞を果たしました。
今回の受賞は、フクダグループである興和が推進する地中熱利用技術と、当社が誇る設計施工力が融合し、成果として得たものです。受賞式では、株式会社興和の池野会長、当社からは新潟本店長の斎藤が登壇し、栄えある賞を受けとりました。また、会場には受賞者の専用展示ブースも設けられ、省エネに高い関心を持つ一般の方々が多数来場し、大変賑わいました。
<受賞理由>
積雪寒冷特別地域における脱炭素化の新しいモデルケース
新潟県長岡市は、積雪寒冷特別地域および特別豪雪地帯に指定されています。そこで竣工した株式会社興和中越支店は、新潟県中越地方初の『ZEB』認証を取得した施設として注目されています。
この施設では、興和が積極的に推進している地中熱利用空調を中心に、複数のパッシブ技術およびアクティブ技術を活用し、効率的な省エネ化を実現。さらに太陽光発電による創エネも取り入れ、完全な『ZEB』を達成しました。また、サーカディアン照明やCO2センサー連動の全熱交換器を使用し、快適な職場環境を提供しています。
この取り組みは、積雪寒冷地域においても地中熱を効果的に活用し、脱炭素化に貢献できる優れたモデルケースとなっており、今後の寒冷地での脱炭素化に向けた一つの指標となることが期待されます。