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取り組み
BCP(事業継続計画)訓練を実施しました
当社は、11月6日に首都直下型地震が発生したことを想定し、本社、新潟本店、東京本店の3拠点でBCP(事業継続計画)訓練を実施しました。
訓練は、発震直後を想定した初期対応の訓練と、災害発生数日後を想定した物資調達訓練の2部構成で行い、それぞれの課題を検証する機会となりました。
前半の訓練は、被災想定地の東京本店を中心に、初期情報の収集および無線機を使用した本社対策本部への情報伝達訓練を実施。また、災害により東京本店建物が停電した場合に備え、代替拠点に設定しているグループ会社の福田道路東京本店に、対策本部機能を移動する訓練にも取り組みました。
後半の訓練では、東京から支援要請があったことを仮定し、本社、新潟本店で輸送車両や食料・日用品、燃料の調達、協力会社への支援要請を実施し、対策本部員の役割や連絡手段を再確認しました。
訓練内容は、訓練に参加していない本支店でもWebで共有。東日本大震災を経験した東北支店からは「本社と拠点が連携し、食料や燃料の供給体制を日頃から整えておくことが重要である」との意見が寄せられ、今後の備えに活かしていく意識を共有しました。
訓練終了後、社長の荒明より「訓練で気づいた改善点こそが実際の災害時に役立つ。本番では錯綜する情報を的確に収集し、冷静な対応が求められる」との総評がありました。
今回の訓練を通じ、予測できない災害に備えるための取り組みを再確認し、今後も継続的な訓練を通して体制強化を図ってまいります。