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取り組み

MRデバイスの体験会を行いました

 弊社は新潟県で施工中の栗ノ木高架橋下部工事にて、MR(複合現実)システムを実工事として初めて導入しました。

 
MRデバイスとはMixed Reality(複合現実)の略称でAR(拡張現実)とVR(仮想現実)を併せた最先端の映像技術のことです。現実世界の形状特徴をデバイスが把握し、それらにデジタル映像をぴったりと合わせることができます。
あらゆる場所・空間で「あたかもそこに存在するように」映像を見ることが可能となり、当社はこの技術を主に鉄筋検査に活用しています。

 
11月9日(木)には、工事現場にてMRデバイスによる体験会を実施しました。

 
MRデバイスで見えている画像はモニターに映し出されるため、周りにいても情報を共有することが可能です。
また画像を見ることで、複雑に配置される鉄筋が設計図通りに施工されているか、重ね合わせて視覚的な確認を行うことができるとともに、現地で施工前に施工状況を確認できることで、より詳細な現場の状況を想定することが可能です。

 

画像データはクラウド上に保存されるため、MR技術を使うことで実際に現場を訪れずに離れた場所で状況が確認でき、臨場作業の効率化やペーパーレス化、作業時間の短縮が期待できます。

 
当社は今後も、最新のデジタル技術を積極的に導入し、建設現場の生産性向上や安全性向上に寄与してまいります。