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取り組み

新潟日報「Otonaプラス」に取材協力をしました

 この度、3月9日発行の新潟日報「Otonaプラス」に当社技術部が取材協力をしました。
企画趣旨は田中角栄元首相の演説にある「三国峠を切り崩す。そうすれば季節風は太平洋側に抜けて、越後に雪は降らなくなる」という工事を実際に行った場合、どれほどの内容となるのか。記事には雪は降らなくなるかについて気象の専門家への取材も含まれています。
「三国峠から清水峠まで、2千メートル近い山が連なる約18キロの幅で切り崩す」という条件のもと、実務で使用しているコンピュータソフトに実際の地形データを取り込み、作図や数量算定を行いました。

 

 
企画では「検討会議」を設定し、その様子の取材を受けました。
検討会議では、三次元の作図ソフトの結果(深さによる体積の変化や地形の変化)を確認して掘削規模を設定しました。また、掘削方法、使用機材、工期、必要人員数など、受けた取材項目は多岐に渡りました。
結果は、掘削土砂量 935億㎥(デンカビッグスワン4万6700個分)、土砂全量爆破の場合の火薬量300億トン(長岡花火正三尺玉3750億個分)、従事作業員1日40万人、工期120年、総工事費1,485兆円と、途方もない数字となってしまいました。

 

 
企画に携わった当社社員からは、「ここまで大きい規模の三次元データを扱うことは初めてのことで苦労しました」「よい経験をすることができました」と感想がありました。

 
当社はこれからも自由な発想と行動力で挑戦し、成長を続けてまいります。