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教育
大学生の現場見学会を開催しました
2月21日、大学3年生を対象とする現場見学会が、新潟市中央区に建設中の「新潟駅南口西地区優良建築物等整備事業に係る施設建築物新築工事」で開催されました。
見学会では授業では体験することのできない現場の雰囲気に触れることで建設業への理解を深め、関心を高めてもらうことを目的としており、当日は4名の学生に参加いただきました。
初めに統括所長から現場の規模や概要、また多岐にわたる施工管理の仕事内容について「仕事をするうえで、常にQuality(品質)、Cost(原価)、Delivery(工期)、Safety(安全)、Environment(環境)のQCDSEを意識しています。安全や環境に配慮しつつ、良質な建設物をお客さまに提供することが大切です」と説明がありました。
現場事務所内では掲示物を見て「どのような目的で掲示しているのですか」と積極的に質問があったり、現場書類の写真に写っている杭の大きさに驚いた表情をしていました。
見学会の終わりには、入社1年目の現場社員へ「大規模工事に関わる不安はありますか?」と質問が寄せられ、「どんな規模の工事でも常に力になれているか不安はあります。規模に関係なく、失敗も成功も含めて経験していくことで自信になっていきます」と回答があり、学生の皆さんは歳が近い社員の言葉に未来の働く自分を重ねることができたのではないでしょうか。
最後に現場担当者より参加していただいた学生の皆さんへ「日々変わり続ける現場に飽きることはありません。建設業は大変な仕事ですが、やりがいを感じることのできる仕事です」「若いうちはできる業務が限られていますが、1日、1週間、1ケ月、毎日少しずつ取り組んで、1年でできるようになったことは10年後自分を大きく成長させています」とメッセージが贈られ、見学会を締めくくりました。
今回の見学会で建設業への理解を深め、働くイメージをもつことにより、働くことに対してポジティブに捉え、企業や職業における理解を深め、学生の皆さんの主体的な進路決定の一助となることを期待しています。
当社は今後もこのような機会を通じて、建設業の面白さ、社会で果たす役割、ものづくりの醍醐味を感じてもらうことにより、一人でも多くの学生や生徒が建設に関わる職業へ就く機会を提供してまいります。