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取り組み

東海環状岐阜山県第一トンネルの貫通式を執り行いました

  10月8日(土)、岐阜県山県市で施工中の「平成30年度 東海環状岐阜山県第一トンネル東地区工事」にて貫通式を執り行いました。
貫通式には地元選出の国会議員をはじめ、岐阜県、岐阜市、山県市の関係者の皆さま、約100名に出席いただきました。

 
貫通式はトンネル工事における掘削工事が終わり、無事に貫通したことを祝う式典です。
トンネルを貫通させる貫通発破では、弊社作業所副所長の大道による秒読みに続いて、来賓の皆さまによる点火にて発破を行いました。爆発音の後、貫通を祝い列席の皆さまから盛大な拍手を頂戴し、無事に貫通が確認されると、発注者の中部地方整備局 岐阜国道事務所様に貫通報告を行いました。

 
続いて貫通点を清めた後、貫通点通り初めの儀が行われ、関係者が貫通点にてがっちりと握手を交わすと会場は大きな拍手に包まれました。

 
発注者挨拶、来賓祝辞を頂戴した後、賑やかに樽神輿が入場し、鏡開き、乾杯と式が進みました。終わりに弊社藤山副社長による謝辞が述べられ、万歳三唱にて式典は幕を閉じました。

 
東海環状自動車道西回り区間で最長となる岐阜山県第一トンネルは、延長4,931メートルの山岳トンネルであり、開通すれば名神と東海北陸道がバイパス接続され、慢性的な渋滞が発生する一宮JCT周辺を避けて相互移動ができるようになります。

 
当社は2018年11月から工事を開始し、2019年3月から掘削が開始されました。複数の断層帯があるなどの難しい施工条件のなか、最新鋭のコンピュータジャンボを導入するなど、最新技術を取り入れながら作業を行い、掘削開始から3年7カ月で貫通を迎えました。

 
完成に向けて今後も工事は続きますが、今後も安全第一で工事を進めてまいります。