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信頼と協働の結晶、創業100周年に向けた新社屋竣工
~「藤木鉄工株式会社 新社屋」建設プロジェクト~
現場最前線


さまざまな建設現場に鉄骨を支給する「鉄骨ファブリケーター」として、福田組とは創業以来100年来のパートナーシップを有する藤木鉄工株式会社様。このたび、私たち福田組に施工管理をお任せいただいた、新社屋が竣工を迎えました。現在、既存社屋からの移転が始まり、新社屋にてフリーアドレス制を採用した新しい働き方への転換が始まっています。
この新社屋建設は、藤木鉄工様が2027(令和9)年に迎えられる、創業100周年記念事業の一大プロジェクト。本記事では、企画段階から携わってこられた藤木鉄工の本間様・寺尾様、施工管理者として携わった当社の木村・小林からのコメントを交えながら、本プロジェクトを振り返ります。
※所属および掲載内容は2026年2月取材当時のものです。
※同プロジェクトの第1弾は、こちらのページからご覧ください。
「明るく未来に向かって頑張れる会社」を体現した新社屋
新社屋建設にあたり藤木鉄工様社内では、「明るく未来に向かって頑張れる会社」をコンセプトに、広く社員の意見を集めてこられました。今回特に注力されたのは、「女性にとって働きやすい社屋にすること」と、「自然にコミュニケーションが生まれる社屋にすること」。新社屋の各所に、社員の皆様の意見が反映されています。更衣室やトイレ、給湯室など、女性が日常的に使う箇所は、扉や鏡の位置、小さな戸棚の設置など、細やかな配慮が行き届いたつくりに。また、自然にコミュニケーションが生まれるよう、オフィスは固定席を設けず、空いている席を自由に選べるフリーアドレス制とし、各自が自由に使える空間を多く設置。特に吹き抜けの開放的なスペース「コミュニケーションヴォイド」は、この新社屋のメインエリアであり、会議や勉強会、ミーティングやお昼休憩など、さまざまなコミュニケーションの場として活用されます。
藤木鉄工株式会社
設計部 統括部長
本間 聖さん
2024(令和6)年から2025(令和7)年にかけて、新社屋の基本設計から実施設計に移行する辺りから本プロジェクトに携わりました。屋内の仕様設計に関しては、社内で余計な選別を行わず、出た意見はなるべく全て叶える方向で設計を依頼。設計事務所さんのご尽力と、福田組さんの配慮の行き届いた施工管理のおかげで、大変きれいに仕上がったと思っております。今回の新社屋は、当社としては「BIM※を活用した」という点でも意義深く、30年後の当社の姿として掲げている「スマートファクトリー」の中核を担う技術として、BIMのさらなる活用・浸透を図っていきたいと考えています。いよいよこれから、この新社屋での「新しい働き方」が始まります。難しい面も出てくるかとは思いますが、前向きに取り組んでいきたいです。
藤木鉄工株式会社
業務部 工務課 主任
兼 経営企画室
寺尾 彩花さん
私は経営企画室の一員として、女性社員の意見の取りまとめを担当しました。竣工を迎え、実際に社屋内を歩いてみると、まさに私たちが目指した「明るく未来に向かって頑張れる会社」を体現した社屋ができたと、うれしく思います。ひとつひとつの過程において、丁寧に協議を重ねてくださったと伺っています。新社屋のあちこちで快適さを感じ、今後の活用シーンが目に浮かぶのも、そのご尽力のおかげです。本当にありがとうございました。この先、この場で価値を生み出すのは私たち藤木鉄工の番だと、気が引き締まる思いでいます。気持ちを新たに、良い循環を作っていこうと思います。
※BIMとは、「Building Information Modeling(ビルディング インフォメーション モデリング)」の略で、建物の設計から施工、維持管理に至るライフサイクル全体を、3次元のデジタルモデルと属性情報で管理する手法。建築物の情報を一元的に管理することで、各段階のさまざまな関係者との情報共有がスムーズに行われ、業務効率化を図ることができる。
「使う人の日常」を想い描いて施工する
今回竣工を迎えた藤木鉄工様の新社屋は、人と環境に優しい、時代を先駆ける社屋。CO₂排出量削減に寄与するグリーン鋼材を使用し、空調や照明は人間工学に基づき自動調整される最新設備を導入。完成した建物はZEB Ready※仕様となっています。ただ、このような高性能の建物の施工においても、私たち福田組の施工管理者の目線は「使う人の日常」にあります。この空間で働く皆様の日々を想い描きながら、ほんの些細なことでも「この方が使いやすいのではないか」と気付いた際には、ご報告・ご相談する。特に今回は、普段からパートナー企業として協働を繰り返してきた信頼関係が土台となり、密にコミュニケーションを取りつつプロジェクトを進めることができました。
※ZEB Readyとは、高断熱化や高効率設備の導入等により、一次エネルギー消費量を50%以上削減した非住宅建築物のこと。ZEB(ゼブ)とは、「Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」の略。
株式会社福田組
新潟本店 建築部 工事部
木村 尚俊(工事所長)
いつ拝見しても、工場は整理整頓が行き届き、社員の皆様の対応は丁寧で、鉄骨ファブリケーターさんとして個人的にも揺るぎない信頼を置く藤木鉄工様。私が20代の頃からのお付き合いです。そんな藤木鉄工様の創業100周年の大きな節目に、新社屋建設という一大プロジェクトをお任せいただき大変光栄です。今回、無事故・無災害で竣工を迎えることができ、関係者一同、喜ばしい思いでおります。ただ、創業100周年を迎えるステージが全て整うのは、この先、既存社屋の改修工事が竣工した時です。改修工事の竣工は、2026(令和8)年12月。来年には新旧建物が一体となった新しい社屋で創業100周年を迎えていただけるよう、気を引き締めて管理を続けます。
株式会社福田組
新潟本店 建築部 工事部
小林 史尚(工事主任)
今回の現場は藤木鉄工様とのお打合せも私がメインで担当させていただき、会長様、社長様から直接お話を伺う機会も多くありました。そのたびに、藤木鉄工様の新社屋にかける期待をひしひしと感じ、自分の経験値の中でどこまでお応えすることができるだろうかと思いつつ、「できることは全てやっていこう」と心に決めていました。まずは無事故・無災害で竣工を迎えることができ、安堵しています。特に今回、「使う人の日常」を描きつつ施工管理に当たる大切さを、木村所長の背中を見て学びました。私も些細なことでも気付いたことは必ず所長と共有し、藤木鉄工様と協議を重ねながら進めました。この積み重ねが、建物を使う方々の快適な日々につながる。今後もこの意識を強く持ち、残りの改修工事を進めます。
株式会社福田組
新潟本店 建築統括営業部
第一営業部 近藤 直浩
第二営業部 櫛谷 諒
藤木鉄工様創業100周年事業として、2022(令和4)年の藤木鉄工様社内検討の段階より、本プロジェクトに携わらせて頂いております。藤木鉄工熊倉会長、小林社長より、外観・機能共に申し分なく環境面に配慮し、女性が働き易い事務所とご要望を賜り、藤木鉄工様社内プロジェクトメンバーの方々と打合せを重ねてきました。2025(令和7)年2月に工事着手し、今回無事故、無災害で増築工事の竣工を迎えることが出来ました。2027(令和9)年創業100周年にむけて、既存事務所棟改修工事の竣工を現場の木村、小林と共に「営工一体」で取り組んで参ります。
共に次の100年へ
藤木鉄工様の創業100周年に向けて、新社屋建設という一大プロジェクトを福田組にお任せいただき、ありがとうございました。創業当時からの旧知の仲であるからこそ、私たち福田組も特別な思いで竣工の日を迎えました。今後も共に次の100年をつくるため、建設事業を通して社会貢献を続けてまいりたいと思います。まずは、次の既存社屋改修工事竣工に向けて、社員一同、気を引き締めて管理に当たります。

※同プロジェクトについては、新卒採用サイトのクロストークや、藤木鉄工株式会社様の100周年特設サイトもぜひご覧ください。






