福田組のあらゆる活動がここにある。

広報

建設業協会主催「私たちの主張」で 社員2名が建設業協会会長賞を受賞しました

 建設業協会主催の、令和7年度「私たちの主張」作文コンクールにおいて、当社社員2名が「新潟県建設業協会会長賞」を受賞し、11月25日、新潟グランドホテルにて授賞式が執り行われました。

 本コンクールは、建設業に携わる若手を中心に、建設産業への熱い想いを言葉にすることで、一般の方々にその役割や重要性への理解と関心を深めていただくことを目的としています。 
県内の建設会社から多くのエントリーが寄せられた中で、それぞれが現場での経験をもとに語った内容が高く評価され、今回の受賞につながりました。

 2名が発表したテーマは「未来は現場から生まれる」と「建設産業の魅力」。どちらも、建設業が社会に果たす役割や、日々の現場が持つ価値を自分の言葉でまっすぐに伝える内容でした。

 「未来は現場から生まれる」では、建設産業の役割と、そこから広がる未来への可能性に焦点が当てられています。設計図からスタートし、多くの人の力が重なって建造物が形になり、社会の基盤を支える流れが示されました。技術革新による効率化や安全性向上、環境負荷低減への取り組み、地域との協力の必要性など、現在の建設産業が抱えるテーマにも触れています。建設は単なる造作ではなく、持続可能な社会づくりへの挑戦であるという考え方が芯に据えられて現場の可能性を捉えた内容となっており、若手ならではの素直な視点が審査員にも強く響いたのだと思います。

 一方、「建設産業の魅力」では、建設の仕事が持つ面白さややりがいが、自身の経験を交えながら丁寧に語られました。自分が携わった構造物が地域に残り、人々の暮らしを支えていくことへの誇り、技術を磨き続けられる環境の魅力、そしてチームで一つの成果をつくり上げる喜びなど、普段はなかなか伝わりにくい“建設業の本当の魅力”が、若い世代の言葉で生き生きと表現されていました。

 今回の受賞は、本人たちの努力はもちろんのこと、日頃から現場を支えている先輩社員や協力会社の皆さまのご指導・ご協力があってこそ実現したものです。若手社員が自分の経験を振り返り、業界の未来について考え、それを外部に向けて発信する機会は、当社にとっても非常に意義深いものとなりました。

 当社はこれからも、若手の育成と活躍の場づくりに力を入れ、こうした発表の場への挑戦を積極的に支援してまいります。現場で生まれる学びや気づきが、建設産業の未来を切り開く。2名の受賞を励みに、地域社会に貢献する企業として、今後も着実に取り組みを進めてまいります。