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教育

新潟市内の中学生による職場見学会を実施しました

 10月3日、新潟市立新津第二中学校の生徒さんを迎えて、職場見学会を実施しました。

 はじめに現場事務所にて人事部から会社概要を、所長から工事概要を説明。生徒の皆さんはメモをとりながら真剣に耳を傾け、時折うなずきながら聞き入る姿が印象的でした。普段なかなか接することのない建設業の話に、興味を持ってもらえたのではないかと思います。

 
 説明を終えた後は、いよいよ現場へ移動。まずは安全装備の着用です。ヘルメットに加え、この日は代表生徒数人にフルハーネスを体験してもらいました。見慣れない装具に「どうやって着るの?」「ベルトがたくさんあって難しい!」と戸惑う様子もありましたが、社員の指導を受けながら一つずつ装着。体にしっかりフィットした瞬間には「かっこいい!」と笑顔を見せる生徒さんもいて、少し誇らしげな表情が印象的でした。普段体験できない装備を実際に身につけることで、現場で働く人たちの工夫や安全への取り組みを肌で感じてもらえたように思います。

 
 現場内の移動では、「足元・頭上注意」と声を掛け合いながら慎重に進みました。はじめは緊張していた生徒さんたちも、次第に慣れて周囲を見回しながら歩くようになり、建設現場特有の雰囲気を楽しんでいる様子がうかがえました。

 
 作業エリアでは、「高いところの作業は何人くらいで行うのか」「どうやってシートを張るのか」といった具体的な質問が次々に飛び出しました。現場から見える景色の迫力に驚きの声があがり、建物の大きさや工事のスケール感にも目を見張っていました。特に、屋根材について「100年もつ」という説明を聞いた際には、「今25年目の建物だから、あと75年後にみんなで見に来たい!」と盛り上がり、会場に笑顔が広がる場面もありました。

 

 見学後には質問タイムを設け、生徒さんたちからは「この仕事をして良かったことは?」「体力や筋力は必要ですか?」「何歳から福田組で働けるんですか?」など、多彩な質問が寄せられました。どの質問も真剣で前向きなものばかりで、未来を考え始めている中学生ならではの視点に、私たちも刺激を受ける時間となりました。

最後には代表の生徒さんから「普段は入れない場所に入ることができて嬉しかったです。この経験を糧に、これからも頑張っていきます」と力強い御礼の言葉も。晴れやかな表情に、今回の見学が大切な思い出になったことが伝わってきました。

 

 福田組では、こうした見学会を通じて建設業の魅力や仕事のやりがいを知っていただきたいと考えています。未来を担う皆さんといつか同じ現場で再会できる日を楽しみにしています。