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取り組み
若手交流会 第2回を開催 ―白山エリアの活性化をテーマに意見交換と現場見学―
当社では、近隣に本社を構えるBSN新潟放送様とともに若手社員による交流会を開催しています。
本交流会は、白山エリアの活性化を目指して企画された全5回のプログラムであり、世代や業種を越えた意見交換を通じて地域に新たな視点やつながりを生み出すことを目的としています。今回はその第2回目を開催しました。
今回の会場となった当社会議室では、冒頭に社長の荒明より「この取組みが白山エリアの活性化につながっていくことを期待しています。今日はぜひ率直な意見を出し合い、次の一歩に結びつけていきましょう。また、ディスカッションの後には現場見学を予定しています。建設業の仕事を実際に目で見ていただくことで、地域のまちづくりにどのように関わっているかを感じてください」との挨拶がありました。
続いて両社5名ずつの参加者が入り交じり、グループに分かれて意見交換を実施。開始直後から活発な会話が交わされ、第1回目の参加を経た変化として「以前は何気なく歩いていた新潟の街を意識して見るようになった」「日常の中で白山という地域を意識するようになった」といった声が共有されました。異なる業種だからこそ、例えば長岡花火や地域イベントの見方にも違いがあり、その視点の多様性が互いの気づきにつながっている様子が印象的でした。
今回のディスカッションでは、SWOT分析の手法を用い、白山エリアの「強み・弱み・機会・脅威」を色分けしたポストイットに参加者それぞれが記入。個人ワークでありながら、話し合いを交えつつ記入を進める中で、「スタンプラリーを企画してはどうか」「仕事帰りに立ち寄れる場所が少ない」「川沿いにアートがあれば街の雰囲気が変わるのではないか」といった具体的な意見が次々と出されました。色とりどりのポストイットが貼り出されていく様子は、まさに多様な視点の集積であり、地域活性化への関心の高さを示すものとなりました。
最後に各班がキーワードを説明しながら発表を行い、進行を務めてくださったBSN新潟放送様より「次回に向けて引き続きアンテナを張り、日常のなかで気づいたことを持ち寄ってほしい」との呼びかけがあり、会議室でのプログラムを締めくくりました。
その後は新潟市内の当社施工建築現場へ移動。
所長より「この工事は地域の安全な生活を支える重要なプロジェクトです。工事の流れや安全管理の徹底について理解を深めていただければと思います」との説明がありました。参加者は図面や工程表を確認した後、実際に建設が進む現場へ。
普段はなかなか立ち入ることのできない環境を目にし、迫力ある雰囲気に圧倒される場面も見られました。最後は所長より「建設現場は地域社会と密接に結びついています。今日の見学を通じて少しでも建設業の役割を感じてもらえれば幸いです」との挨拶があり、第2回交流会は終了しました。
本交流会は今後も継続して実施される予定です。異業種の若手が意見を交わすことで地域に新たな発想やつながりを生み出し、白山エリアの魅力や課題を多角的に捉える機会をこれからも積み重ねてまいります。