福田組のあらゆる活動がここにある。
教育
新入社員研修の一環として現場見学を実施しました
新入社員研修の一環として、土木・管理部門を対象とした現場見学を実施しました。
今回訪れたのは「信濃川下流小須戸橋橋脚(P4)工事」の現場です。
この工事は「小須戸橋の架け替え」を通じて、地域の治水安全性の向上を目指すものです。現在の橋は計画堤防の整備に対して高さが不足しており、洪水リスクの観点からも改善が求められていました。新潟市と連携してより安全なインフラ整備を進めるべく、新しい橋脚の構築が始まっています。今回の見学ではこうした背景や目的について、所長と工事担当者から丁寧な説明がありました。
説明のあとは実際に現場に入り、構造物の大きさや工事の進捗を間近で体感。普段の座学では得られない、現場ならではのスケール感や緊張感を肌で感じられる貴重な機会となりました。
見学会の最後にはこれから働くにあたり、現場からメッセージが伝えられました。
所長からは「仕事を楽しみ、笑顔で取り組んでください。決まりきったやり方ではなく、自分のスタイルを大切にしていきましょう」という温かい言葉が送られ、先輩社員からは「8年目を迎えて改めて実感していることがあります。それは先輩がどんな業務をしているのか、そしてその意図を考えることの大切さです。この考え方はこれからの仕事に必ず役立つはずです」と、経験に基づく貴重なアドバイスがありました。
今回の現場見学を通じて、新入社員たちは単に技術的な知識を得るだけでなく、現場で働く仲間の姿勢や考え方にも触れることができました。これから仕事を進めていく中で今回の体験が彼らの糧となり、成長に繋がることを確信しています。現場での学びや経験は言葉だけではなく実際に体験しなければ感じられないもので、新入社員のこれからの成長がとても楽しみです。