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教育
新入社員部門別研修を実施中です
当社では、新入社員総合研修の後に「土木」「建築」「管理」の3部門に分かれて専門研修を行っており、それぞれの業務に必要な基礎知識や技術を学ぶことで今後の業務への理解を深め、社会人としての一歩を踏み出す準備を進めています。今回は研修期間中のある一日の様子をご紹介します。
土木部門:測量実習を通じて基礎を学ぶ
土木部門では、研修センターの駐車場で測量実習を行いました。新入社員たちは、先輩社員の指導のもとトランシットやレベルといった測量機器の扱いに挑戦し、まだ慣れない操作に戸惑う場面もありましたが同期と声を掛け合いながら着実に作業を進めていました。
実習の終盤には、グループごとに成果を発表しそれぞれが学んだことや気づきを自分の言葉で共有。発表後には先輩社員からの講評もあり、各自が次のステップへと意識を向けていました。
建築部門:基礎知識をしっかりと学ぶ座学研修
建築部門では、鉄筋工事の基礎や工事写真の撮影方法など、現場で求められる知識に関する講義が行われました。鉄筋の加工や組立ての基本、工事写真の目的など、どれも建築業務を理解するうえで欠かせない内容です。
座学中心の一日ではありましたが、新入社員たちは真剣な表情で講義に臨み、積極的にメモを取りながら理解を深めていました。こうした積み重ねが、今後の成長の大きな土台となっていくことが期待されます。
管理部門:業務に必要な知識と書類作成を学習
管理部門では、業務に欠かせない書類の取り扱いや基本用語についての講義が行われました。安全書類や工事関連の報告資料など、それぞれの目的や役割を理解しながら、書類作成にも取り組みました。
専門用語の説明では、一つひとつの言葉の背景や意図にも触れ、単なる作業にとどまらない「理解する力」を養う時間となりました。黙々と手を動かし、正確さを意識しながら課題に取り組む姿勢が印象的でした。
新入社員たちはそれぞれの分野で基礎を学びながら、社会人としての第一歩を着実に踏み出しています。今後も研修を通じてさらなる理解を深め、業務に活かしていけるよう、引き続きサポートしてまいります。
部門別研修では、いずれの新入社員も総合研修の頃に比べて表情が落ち着き、真剣に取り組む姿からも社会人としての意識の芽生えが感じられました。慣れない環境の中でも、一歩ずつ着実に成長を重ねている様子が頼もしく、今後の活躍が楽しみです。