土木施工管理

インフラ建設プロジェクトを現場所長として統括する

駒野 典明

九州支店 土木部 工事担当
1994年 新卒入社
獣医畜産学部 畜産土木工学科 卒業

※所属および掲載内容は取材当時のものです。

CAREER PATH

1年目
三川村宅地造成基盤整備工事
築後川下流用佐賀東部導水路工事
3年目~
県営ほ場整備事業・離島工事(10現場)
9年目
新井郷川激甚河道掘削・護岸工事
北陸新幹線BL工事
新発田高架橋下部工工事
新潟港防波堤本体工事
12年目
岩船町有明線橋台工事・道路改良工事
鳥屋野潟公園造成(エコスタジアム外野)工事
日沿道金屋高速道路工事
16年目
一般国道345号旭橋下部工工事・橋台工事
一般国道289号朝日大橋下部工工事
21年目
一般国道345号旧旭橋撤去工事(3現場)
大河津分水路魚道設置工事
26年目
合志川山城堰工事
日南油津大橋下部基礎外工事
本明川ダム工事用道路工事

入社の動機

県内一番の技術力を誇り、躍進している会社で働きたい

私が学生の頃にはインターンシップ制度などがなかったので、大学の教授や就職支援室、知人、就職情報誌などからの限られた情報を基に企業を調べました。その過程で、新潟県から全国へ拠点を展開していること、県内一番の技術力を誇り、躍進している会社であることを知り、福田組で働きたいと思いました。学科名に土木と入っていますが、生物の生存環境の管理・保全などを学んでいたので、仕事に必要な知識は入社後に身に付けました。

現在の仕事

「権限」と「責任」を持ち、現場の「社長」を務める

入社から全国で、宅地や公園の造成、橋梁や高架橋の基礎、道路など社会インフラの建設に関わってきました。現在は現場所長を務めています。所長とはそのプロジェクトにおける「社長」であり、担当している現場で起きる全ての事に対して「権限」と「責任」を持っています。仕事を通して身に付けたコミュニケーション力や交渉スキル、統率力、原価管理スキルなどを幅広く発揮して、安全で品質の高いものづくりに取り組んでいます。

仕事の魅力・やりがい

利用する多くの人々の安全をつくりだすという達成感

私たち総合建設業は、施工計画を立て資材・作業員・建設機械を手配し、現場をとり仕切ります。つまり、現場におけるヒト・モノ・カネのすべてを管理するわけです。工事中は天候による遅れや状況の変化に柔軟に対応し、決められた工期内に建設物を完成させなくてはなりません。課題を解決してすべてをやり遂げ、発注者から評価をいただいた時に湧き上がる「ここを利用する多くの人々の安全をつくりだしたんだ」という達成感が、この仕事のやりがいであり魅力です。

印象に残るエピソード

大きな揺れにも何一つ異常なし。技術力を実感した。

2011年、新潟で河川工事を行っている時に東日本大震災が発生しました。現場にいた当社の社員、協力会社の作業員とも全員無事でした。ただ、工事中の桟橋上にいた私はあまりの揺れの大きさに手摺にしがみつきました。深さ10m以上の仮締切内で橋脚の柱部立ち上がりの鉄筋が大きく揺れているのを目にした時は恐怖を感じましたが、その後、構造物や仮設物には何一つ異常がないことを確かめ、当社の技術力の確かさを改めて実感しました。

働き方・サポート体制

OJT、勉強会や資格取得支援などで社員の成長を後押し

施工管理の仕事は、多様な現場を経験することで幅広い知識と技術を身につけることができます。現場での対応力はもちろん、PC・CAD・3次元図面作成の専門的なソフトスキルなどを自分のモノにできます。また、資格取得については資格スクールや通信講座費用の一部負担、社内勉強会などの制度があります。「資格は働く個人の将来の武器になる」というスタンスで積極的にサポート体制を組んで、社員を後押ししてくれるのでありがたいです。

今後の目標

自分の知識と経験を次世代の技術者に伝えていきたい

入社以降、現場での経験を通して得た自分の知識と経験を次世代の技術者に伝えていくことが私の使命だと感じています。そのためには、実際のプロジェクトを通じて、具体的な知識やスキル、そして現場で必要となるコミュニケーション能力を若手に教え、同時に、キャリア形成の重要性、地域貢献の意義などについても伝えて、全人的な育成ができればと思っています。

就活生へのメッセージ

皆さんは、1992年に制定された我が社のシンボルマークをご存じですか。人間と環境を大切にして感動的価値の創造を目指すという経営理念の象徴です。それは当社がチャレンジ精神を忘れず、失敗を成長の糧とし、常に自己改革を惜しまない会社だということです。そんな当社で100年先にも残る仕事を一緒にしましょう!

SCHEDULE

8:00
朝礼
8:45
現場巡視
11:30
現場の進捗確認
12:00
昼休憩
13:00
昼礼
14:00
現場巡視
16:00
現場の進捗確認
17:00
翌日以降の準備確認
18:00
退社

OFF TIME

運動でカロリー消費&おいしいものでカロリー補給

身体を動かすことが好きなので、休日はジムやゴルフなどで適度に動き、運動で消費したカロリーをおいしい物を食べて補っています。何事もバランスよく、が身上です。